一年近く遅れて

Category : 鍛造
ある方のお題振りで作り始めたサブヒルトボウイ。
去年末までのはずが未だに仮組み。

とりあえずヒルトまで出来上がってきたので、ざっと磨いてスタイル確認。



th_IMG_0461.jpg

ん、悪くないじゃん。ブレード以外は。


th_IMG_0453.jpg

これはアレなんです。ボクは悪くないんです。不可抗力の鍛接不良。



あとは焼入れと仕上げ。構造上ハンドルがどうにも弱そうなので
タングのケツに長ネジ溶接してボルトで締め上げないと折れそう。
バットキャップ仕様なのでボルトは隠れて無問題。



ボチボチやるかね。
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タンタルの木目金 その5

Category : 彫金
2時間半ほどして帰ってくると、炉内の冷却が全然終わってない。
見ててもおっっっせーの。更に1時間半くらいかけて炉内が100℃くらいまで冷えた後、
お待ちかねの御開帳。ウヘヘ、どうよ。どうなってんのよ。



こんなん出ました。

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パッと見、悪くは無さそうだ。
外周をグルッと削って瑕が無いか確認してみると・・・。



肉眼では接合不良は確認出来ず。

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これはもう成功といって差し支え御座いませんでしょうかね。はい。
ウヘヘ。付いたよ、ウヘヘへ・・・。

実はこの材料、K18WGと純銀なのです。
ブッツケ本番初製作の癖に、コレだけで材料費なんと



    ¥ 1 3 0 , 0 0 0 !!




アホですね、はい。
くっ付いてくれて良かった。本当に良かった。
もしこれがゴミになってたら、当分は木目金と聞いただけで
頭痛と下痢と蕁麻疹を発症する体になってたことでしょう。


続いて模様出しのために削り込みと冷間鍛造の繰り返し。
現状上手く付いてるようでも、この工程で剥がれてきたりすることも・・・。

はてさて。

タンタルの木目金 その4

Category : 彫金
溶接学会やらCiNiiやらで論文を検索しまくって見るも、
どうもドンピシャな事例についての情報が見つからず、
単体同士でのタンタルと銀の拡散接合が出来ない理由がよく分からない。
通常TaとAgは化合しないはずなんだけど、拡散もしない。なんでだー。
二流国立文系のにわか知識ではこの辺が限界か・・・。


もうプロに直接聞いてみよう。そうしよう。

・・・でも仕事にしてる人にメシのタネ教えてくれっつって親切に教えてくれるだろうか。


ダメ元で問い合わせて見ると、すぐにメチャクチャ丁寧な返事がきた。なんて良い人なんだ。
んで、結論から言うと、単体同士ではやっぱ接合出来ない。あー・・・間違いないのか。

実は国内でのタンタルの価格が高過ぎるってことで中国の金属業者にも発注してたのだけど、
フライングだった感は否めないこの空気。いやーコレどうしようかね。
タンタル自体の色味はやっぱもの凄く魅力的なので、
せっかくだし単体で加工して色々作ってみるか。はぁ。



とまぁ大風呂敷広げたものの、結局当初の目的は達成出来ないものだと
気づいてしまった訳ですが、問い合わせたレアメタル加工のプロにかなりヒントも頂いたので
なんとか近い形には仕上げたいな、と。

んじゃとりあえず例の拡散接合機を先にテストしてみようということで、行ってきました。はい。



これがその装置。向かって右側が箱形の加熱炉と、そいつを貫通して上下に加圧する油圧ピストン。

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パラメータを設定したら、あとはぶっちゃけ放ったらかし。

th_IMG_0263.jpg


結構古い機械なので、説明書もインターフェースもちょっと昭和なスメル。
実は現場でちょっと困った事が起きまして。
というのも油圧シリンダーとワークを接合させないように何か専用のものが
付属してるもんだと思ってたら、ねぇの。
いやー弱った。古典的なやり方なんかでは、砥の粉をワークと治具の間に塗り挟んだりするけど
そんなもん持ってきてねーし。

んー・・・

んんーー・・・・・・

唸りながらウロウロしてると、近くの棚に研磨用の微粉アルミナがあるのを見つけた。
あ、コレだ。コレ試してみよう。
今回設定温度は800℃の予定なので、まず大丈夫だろう(実は後であんまり大丈夫じゃなさそうだという
記述を目にし、冷や汗をかくのだが。)とワークの上下になるべく薄く均一に塗布して
シリンダーを下ろして200kg/cm2くらいの圧で挟んだら、真空脱気スタート。
真空計の針が10の-4乗paを超えた辺りで、昇温もスタート。



よし、あとはゲーセンにでも行って時間潰すべ。

サイクローーーーン

Category : ウッドターニング
って呼んだら届きました。

th_IMG_0226.jpg







噓です。



例の如くいろんな文献や記述を漁って仕込んだにわか知識を総動員し
オリジナルの設計で図面を引いたものを、サイクロンの得意な鉄工所に頼んで特注して頂きました。
自分でブリキ板切って自作も考えたけど、どう考えても上手くいく気がしなかった。

いやしかしプロは違うね。スライド部も角丸接続部もスンバラしい仕上がり。頼んでよかった。
という訳でボクは塗装ヌリヌリを担当させて頂きます。


ハイ完成。
th_IMG_0229.jpg



次はゴミ受けの製作と本体への組み込みだ。
こればっかりは自分でやらんとイカンので頑張ろう。

ブラッドポイント

Category : ウッドターニング
木工に使うドリルは、鉄工用のヤツを流用する事も可能なんだけど
先端が円錐型になってると貫通した出口側のフチが毟れたり割れたりする事があるのです。


こんな感じの先っちょ。
79042.png


あんまり仕上げにうるさくない場所ならまぁそんなんでも良いんだけど、
そうも行かない大事なトコとか、そもそも薄い板なんかだとやっぱマズい訳で。

そーゆー場合、板金なんかだと一文字研ぎっつー技がございまして。
円錐型に成形されてるドリルの先端をほぼ平に研ぎ直してしまうんです。ローソク研ぎとも言う。
んで木工分野ではそいつを更に極端にしたブラッドポイントって形状のドリルが使われてたりしまして、
外周側から切れてく形状なので貫通させた時もフチが綺麗なスグレもの。

前置きが長くなりましたが、最近オークションで買った中古のドリルが
かなり磨耗した状態だったので(だから安いんだけど)、どうせ研ぎ直すなら挑戦してみようと
手持ちの既製品をお手本に研いでみた訳です。


研ぎ上がり。
th_IMG_0253.jpg
th_IMG_0254.jpg


初体験ブッツケ本番の割になかなかの仕上がり。
使って見ても問題無し。調子良し。

手持ちのドリルみんな改造してしまおうか。

プロフィール

ナカジマシンタロウ


色々作ってます。

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