工房日記

Category : ウッドターニング
機械の改造とか製作とか。






仮留めインバータ固定方法検討中。

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グラインダとインバータ。まぁこれでいいか。

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3倍速く空気が貯まるコンプレッサ   だといいね。

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アホ程割れまくるホワイトオークがやっとこさ形になりました   と思ったら歪む歪む。

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あータンタルどうしよ。あー。
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タンタルの木目金 その3

Category : 彫金
タンタルと銀、無理かもしんね。

タンタルと銀は金属間化合物を生成する事は無いのだけれど、
単体同士ではなぜか接合しないと云う記述がある論文中にあった。

接合出来るケースとしては、数μmの箔にして銅との間にインサートとすると
銀ロウのように振る舞った後、つまり両金属間を「ぬらした」後、銅中に拡散して接合される、と。
この場合でもタンタル中に銀の拡散は確認出来なかったとか。

あー弱った。
こりゃもう専門家に頼るしかねーのか。
ちょっと相談してみるべか。

しかし悔しいなー。何とかならんモンか。

タンタルの木目金 その2

Category : 彫金
とうわけで買っちゃいましたタンタル板。
試作材料として自分の会社の経費で。イヒヒ。

しかーし!現物確認してみたらナニコレ。片面ピンホールだらけじゃねーか。
販売元に電話したら、「すみません、在庫全て同じような仕上がりでした、すみません。」
交換も出来ません、と。これ全部無くなるまで研磨したら、厚み0.2近く減るんじゃねーか?
くあぁーマジか。幸先ワリー。
これたぶん海外の製造元から一次代理店通して、二次以降の販売だよな。いーのかこれで?

そんなこんなだが、当初考えていたいわゆる手工芸的接合法で試す為に
小さなピースに切り出してから、なるべく酸素の侵入を抑えて加熱する方法を考えてみる。

還元を狙った炭の粉、ガスシールドとしてフラックスと砥の粉、ステンレスの15mmくらいの板で挟んで
四隅をクロモリボルトで締める、と。
んで火口の穴を空けたセラミックファイバーの簡易炉を作って、一気に加熱。
伝統的製作法+海外流ミックス的な。うーん、どうだろうか。

参考にしている論文や文献では、もう当然のように真空ホットプレス使ってる訳で
でもこちとらそんなモン持ってる訳も無く。
しかしタンタルが酸化と窒化を一緒にやらかすとどえらい硬度になってしまうとか。
云われてみれば窒化チタンとか超硬より硬い訳で。
あー、そんなんなったらしんどそう。

なんとか無いアタマ捻って安価に装置を構築出来ないモンか、
高周波誘導装置と、デシケータと、中古のターボ分子ポンプで作れないかと考えてみるも
高周波誘導の電源部とコイルの設計、これが狙った温度でワークを恒温化出来ないとダメなので
更に放射温度計とコントローラ付きの特注品・・・とかもう100万コース。無理無理。

誰か持ってねーかなー。貸してくんねーかなー。アハハ、無いなw











・・・あ、あった。


そうだ、あそこだ。スゲー。思い出した俺スゲー。
真空ホットプレスは無理でも、真空炉は間違いなくあるはず。
という訳で調べてみると、なんとありました拡散接合装置。
画像見る限り高真空と上下1軸加圧の真空ホットプレスそのもの。おそらくパラメータの設定も
800~1000度で数時間とかに出来るはず。キタコレ。

明日は仕事が詰まってるが、問い合わせしたら翌日には動きたい。
んフフ。んフフフフ。

タンタルの木目金 その1

Category : 彫金
タンタルを使った木目金を作ろうと思い立った。
きっかけはスティーブ・ミジェットのレアメタル木目金シリーズ。
タンタル、ジルコニウム、チタン、ニッケルなどいわゆる既存の貴金属以外で
作ってある木目金が非常にバラエティに富んでいて、見た目にも新しかった。

中でもタンタルの黒い輝きが特に印象的で、こんな色の地金ってあるんだなと
いつか自分も作ってやろうと企んでいた。

そんなこんなで心には決めていたものの、なかなか取りかかるタイミングが
無かったのだが、ようやく真面目に取り組みだしたがこれが大変。

木目金ってのは、異種金属同士を固相のまま拡散接合させるというのは
もう割と周知の事実かと思うけど、既に接合可能な組み合わせとして
その温度域や保持時間、手作業での工程も含めて明らかになっているものと違って
タンタルの拡散接合なんてのは工芸の分野では未だ殆ど実績皆無、
超手探りの情報収集と仮説の構築と立証みたいな話な訳です。

とまぁそれでもこんな時インターネッツはつよーい味方でして、
タンタルと異種金属の拡散接合についての論文や、タンタル単体での詳しい物性、
タンタル以外のヴァナジウム族金属の共通点やらなんやらかんやら
あるもんですね、ほんと。遠くの図書館とか行かんでいいんだもんね。すげー。

ただこれで十分かっつーと、今回目的とするのは、タンタル(Ta)と銀(Ag)の
固相接合なんですが、これピンポイントで検証された論文は見つからず
似たような事やってるケースから予想するしか無い部分も多い現状。

まとめてみると、


1,ヴァナジウム族の活性金属はいろんな別の金属と金属間化合物を形成し、
これらのほとんどが拡散接合界面で悪さをするらしい。ざっくり云うとスゲー硬くて脆い。
ただし、銅と銀はタンタルと化合物を形成しないらしい。セーフ。


2,タンタルの表面に形成される不動態膜は、高真空中で加熱する事により
タンタル母体へ酸素が固溶されてほぼ消失するはず。
・・・つまりおそらく真空加圧炉が必要。うーん。


3,実際にタンタル×銀の木目を作ってる日本人の猛者が既に一人だけ居た。
つまり実現可能ってこと。おそらく実用にも十分耐えるはず。





んー・・・・・ なんかイケそうじゃね?
という訳でとりあえずタンタル板ご注文。

えーと0.8t×100×100で・・・



          ¥   4  0 , 0  0   0   ! ?











・・・お高いん・・です・・・ね。










どうやらコンデンサの材料や超耐食部品としての需要の高まりや、
アフリカからの供給不安なんかからここ数年で暴騰してるらしい。
銀もそうだけど、何で俺がなんか始めようって時はいつもさぁ・・・。
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ナカジマシンタロウ


色々作ってます。

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